シャフトを抜くだけの修理は受けていないお店がある理由

多分、自分でシャフトを接着できる方は「シャフトを抜くのだけ工房にやって欲しい」と思う方がいらっしゃると思います。

実際、このようなご依頼も年に数件あるのですが、当店では「リシャフトは承りますが、シャフトを抜くだけの修理は受けていません」

 

これはいろんな事情があるんですが、「抜くだけと言っても、結局ヘッド掃除をしたりするとほぼリシャフトと同じ手間が

かかるのに料金をあまりとることができない」という工房さんの手間の事情があります。

 

ただ、正直スリーブなどは2回目の利用が微妙なものがあったりするのも事実で、

「外してみたけど、ちょっとこの中構造だと再利用はな・・・自分が再装着するなら強化剤入れて・・・」って思う場合があったりと技術的な難しいことやメーカーさんとの関係で難しいことがあったりなどもあります。

 

次回使用時の強度を考えるとやはりシャフトを抜くだけではなく、リシャフトで工房さんにお任せするのが

良いのと、工房さんもその方が安心して仕事を受けることができると思います。

 

抜くだけの修理をお断りするお店が多いのにはいろんな複合的な理由からお断りをしていることが

多いですが、上手く工房さんにお任せしてより仕上がりのよいクラブを作ることを目指すのがオススメです!

 

※経験論ですが、いわゆる”汎用スリーブ”は再利用は避けた方がベターだと思います。